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■理事長挨拶

director  わが国は平均寿命世界一ではありますが,介護を必要とせず健康的に生活できる期間を示す「健康寿命」との間には大きな隔たりがあり,「健康寿命の延伸」が大きな課題となっています.また,自殺者数はここ数年減少傾向にはあるものの,自殺の動機の約半数が「健康問題」となっています.これらの課題に対しては,保健・医療・福祉分野の制度改革が積極的に行われ,とくに健康増進,生活習慣病予防,介護予防が重要視されています.
 WHO(世界保健機関)は,『健康とは,完全に,身体的,精神的,及び社会的によい(安寧な)状態であることを意味し,単に病気ではないとか,虚弱でないということではない』としています.これまで我が国の理学療法士は,その対象を「障害を有する人」とし,彼らの基本的な動作能力の回復を図るために,主に病院で運動療法や物理療法を用いて「治療」を行ってきました.しかし今日,理学療法士に対するニーズは,治療という観点のみならず,病気や怪我の予防,高齢者の要介護状態になることの防止,障害を抱えながら生活する人たちへの支援,健康増進などQOLの立場からもその期待が高まっています.
 また,我が国では,性別や年齢,障害の有無にかかわらず国民一人ひとりがスポーツに親しみ,心身ともに健康で活力ある暮らしを営む「生涯スポーツ社会」が志向され,人々の健康に対する意識が高まっています.これからの理学療法士には,怪我からの早期回復をめざすリハビリテーションだけでなく怪我をしない身体づくりや体力向上などの専門家としての役割も期待されています.
 このような社会状況を背景に,理学療法士や健康増進にかかわるコメディカルを中心として2011年2月に日本ヘルスプロモーション理学療法学会が設立されました.本学会では,リハビリテーション医療の中心的役割を担ってきた従来の理学療法に加え,疾病予防や介護予防,健康増進を含んだ包括的な理学療法を「ヘルスプロモーション理学療法」と定義しています.また本学会は,保健・医療・福祉におけるシステムの再編ならびに統合と,マンパワーの開発を念頭に置き,理学療法の新たなアプローチを機軸として,ヘルスプロモーションの理論的研究と,その実践を行うことを目的としております.
 是非とも本学会に入会され,我々と積極的な交流をしていただきますことを,ご期待申し上げます.

日本ヘルスプロモーション理学療法学会 理事長
溝田 勝彦(西九州大学 リハビリテーション学部)



■会則

コチラからダウンロードをして閲覧可能(PDFファイル)

■日本ヘルスプロモーション理学療法学会役員・評議員一覧

コチラからダウンロードをして閲覧可能(PDFファイル))
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